果物を青系で塗るとスゴイ!大人の塗り絵をありえない色で塗ってみた

パリの小さなひみつ・果物 (2)
 
こんばんは。菅原志希です。
 
昨日に引き続き、オールアバウトさんの記事に書かれている《フルーツに寒色系だけを使ったページ》。
 
 
私自身、この色彩がとても気に入っていて、改めて塗り方について書いてみようと思います☆
 
 
 
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「たとえば植物なら、葉は緑、花はピンクやオレンジなど、定番の色で塗りがち。
でも、自然界にない色を使うと新たな発見があって、塗っていてワクワクするんです。
私も以前、ぬりえブックのページ一面に描かれたフルーツに寒色系だけを使ったり、野菜のページを赤系だけで仕上げたときは、夢中になって塗りました。」
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オールアバウトさんの記事はこちら★
 
 
 
 
前回と同じく、こちらも『パリの小さなひみつ』というぬりえブックで、塗り絵ブームが始まる前に出版されたもの。
 
表紙だけみると建物のぬりえに見えるけど、食べ物や雑貨、コスメ、洋服や靴などファッションアイテムもぎっしり!
 
女性の大好きなものが、夢のように詰まってるんです♡
 
もちろん建物や風景など、オシャレな街並みも幅広く描かれています。
 
 
著者のゾエ・ドゥ・ラス・カズさんのことを調べてみると、パリで雑貨ブランドを展開しているクリエーターさんで、出されている雑貨の色合いやデザインがどれも私のツボで一瞬でファンになりました。
 
 

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今回どうして果物を青色系でまとめたかというと……
 
・現実といちばんかけ離れた色にしたかった
・季節がちょうど夏で、涼しい色合いを使いたかった
 
 
というふうに、違和感があるけどまとまりやテーマがある。そしてお洒落に見える塗り方を模索していた時期でした。
 
 
写生やデッサンみたいに実物そっくりに塗る特殊な技術がないし、私は全くの素人なので(私と同じような方、きっと多いと思います)
「簡単なベタ塗りでもキレイに見えて、ドキドキする……そんなやり方はないかな?」って考えて、思いついたのがこの塗り方でした。
 
 

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塗ってみた感想は!?
めちゃくちゃ面白かったです!!
 
まず、ブルーの果物って現実には存在しないですよね。
それをあえて青色系でまとめてみる、という過程がもうすっごく楽しくて!
 
 
 

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青いちご
水色のトマト
青×水色のいちじく…
 
 
それまで当たり前にある果物のイメージが、ガラガラと音を立てて変わっていった!
ぜんぶ初めて見る色合い。
とにかく新鮮で不思議で、ぬりえブックに吸い込まれるくらい集中しました。
 
 

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子供のときに経験した、無我夢中という言葉がピッタリ合うような濃厚な経験を、大人になってから出来ると思ってなかった。
 
本物そっくりのラインで描かれたイラストに、非日常な色を入れる作業がこんなに楽しくてドキドキする、ということを初めて知った塗り方でした。
 
 
パリの小さなひみつ・果物 (2)
 
”非日常な色”で塗るのって勇気がいると思います。
いちごやトマトは赤、ぶどうは紫……という常識があるから、そうじゃない色をあえて使うのは抵抗があったり、なんとなく不安になりますよね。
 
 
でも今回のように寒色系でまとめると、シャーベットみたいに夏をイメージする涼しい色合いになって不思議と美味しそうに見えたりします。
 
赤系や黄色系だけ使うのも雰囲気がガラッと変わって面白いし、大人の塗り絵という媒体を使って視野をもっと広げたら、見る景色がもっと変わるかも、と感じたりもしました。
 
 
すごく楽しかったので、ぜひみなさんも体感してほしいなって思っています。
 
 
♪塗り絵ブックと画材のご紹介♪
 
 
パリの街を散歩している気分に!
 
イラストがとにかくお洒落で大好きです♡
 
 
 
【トンボ色鉛筆 36色セット】
 
大人の塗り絵を始めたとき初めて買った色鉛筆。
ちょうどいい本数で使い心地がいいです☆
 
 
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