(ファーバーカステル・ポリクロモス色鉛筆で葉っぱをフルーツ柄にアレンジ☆)
今日はおとなの塗り絵に最適な「大人向けおすすめ色鉛筆」についてご紹介します。
私がおとなの塗り絵を始めたちょうど1年前、Amazonや楽天の通販サイトを見て売ってる種類の多さにびっくりしました。
本数は少ないので12本セット、多いので150本セットもあって幅が広くて値段もまちまち。
日本製とか海外製、いろんなメーカーから発売されていて。
油性色鉛筆と水性色鉛筆があることも初めて知って、その違いも分からないという状態でした。
それでとりあえず日本製の安い36色セットの油性色鉛筆を買ったんだけど、
毎日使っいるうちに発色や塗りごこち、本数、色のりが物足りなくなってやっぱり「値段=品質」を感じるようになりました。
そんな経験をした私が厳選する色鉛筆は…?
大人の塗り絵のクオリティーが上がる「買ってよかった!」と体感できるおすすめ色鉛筆をご紹介します。
(セット本数の選び方については、いちばん最後に書いています)
【ファーバーカステル ポリクロモス色鉛筆】
芯がやわらかくて発色も抜群。
筆圧によって濃淡が簡単にできるから、おとなの塗り絵で挑戦したいグラデーションがキレイに表現できる油性色鉛筆です。
一度これを使ったらもう他の製品に戻れなくなる可能性があるくらい、芯の強さ・やわらかい描き心地・色味や発色が抜群。
「水でぼかして使う”水彩”としての機能は特に必要ないかな?」という初心者の方はこちらの色鉛筆がおすすめです。
◎ドイツ最大級の文具メーカー製
◎油性色鉛筆なのに芯がやわらかい
◎発色や色のりが抜群
◎グラデーションが綺麗に表現できる
【ファーバーカステル アルブレヒト デューラ水彩色鉛筆】
「最初から良いものが欲しい!」という方におすすめの
ドイツの最高級の水彩色鉛筆。
水をのせると魔法のような鮮やかな発色が表現できるのも特徴で、ウォーターブラシと併せて使うのもおすすめ。
◎発色、色のり、重ね塗りの総合評価が高い
◎芯減りが少ない
◎ウォーターブラシと併用すると水彩画になる
◎重ね塗りやグラデーションに最適
木箱に入っていて筆・鉛筆削り・消しゴムが付いています。
【ステッドラー 水彩色鉛筆 カラトアクェレル】
塗り絵に”迫力”が出ます!
発色が良いから色味がハッキリして色彩に立体感が出るんです。
重ね塗り(混色)も向いていてグラデーションにも最適。影をつけたりするデッサンにも向いていて、作品に深みが出せる水彩色鉛筆。
ムラになりにくくて、薄めに塗ると透明感が感じられる。
芯が柔らかいから細密画よりも広範囲を塗るのに適して、スラスラ塗れるのが気持ちいいです。
◎発色がよい=濃い色味が出せる
◎ムラになりにくい
◎重ね塗りができるからグラデーションに最適
◎ウォーターブラシと併用すると水彩画になる
◎6角軸のボディが指にフィットして手が疲れにくい
◎バラ売り(単品)している
木箱入りの60色セットもあって
2穴鉛筆削りとウォーターブラシが付いています。
木目に暖かみがあるクリエイティブなデザインがお気に入り。

(三菱鉛筆ユニカラーでドット柄にアレンジ☆)
【三菱鉛筆 色鉛筆 ユニカラー 】
国産の色鉛筆メーカーといえば三菱鉛筆。
「外国製はちょっと苦手」という方におすすめの油性色鉛筆です。
芯が硬めでしっかりしてるのが特徴。
一度削るとしばらく削った芯先の状態が続くから、どちらかといえば
細密画のような細かいイラストを塗るのに向いています。
国産なので子供のころ親しんだ色味が感じられて
どこか懐かしい気持ちになるのは私だけでしょうか?
72色セットと100色セットはこんなふうにユニットに一本ずつ立ててしまうデザインになっていて素敵です☆
◎国産の最高級色鉛筆
◎細かい箇所を塗るのに最適
◎定番の色に懐かしさが感じられる
◎芯が太く折れにくい
◎どの色味も国産ならではでしっくりくる
◎バラ売り(単品)している
楽天ランキングで1位・2位を、72色と100色が獲得!
レビュー評価もそれぞれ200件を超えている人気の油性色鉛筆です。
【ホルベイン アーチスト 色鉛筆】
ソフトな芯で絵の具のように鮮やかな色で塗れる。
ホルベイン工業という国内の最高級画材メーカーの油性色鉛筆です。
どの色も濃く表現できるのに、顔料のベトベト感が用紙に残らない。乾いた感じでサラサラ塗れるのが特徴。
重ね塗りしても塗った部分がツルツル光らない高級顔料が使われています。


油性の色鉛筆なので水で溶かせないけど、専用のぼかし液「メルツ」と「メルツペン」で水彩画風としての仕上がりに。
◎絵の具のような発色
◎パステルカラーも深みのある濃い色で塗れる
◎ソフトな芯でやわらかい
◎重ね塗りが容易
◎退色・変色が少ないように作られている
なんと12色セットはパステルカラーのみ。
サンリオのキキララみたいな色の雰囲気で可愛いです♡
紙函ケースは50色セットからのラインナップでこちらも人気。
「メタルケースじゃなくて大丈夫?」って疑問に思うけど、コストも手間もかかった丈夫な箱で長期間使ってもビクともしません。
”50色”というキリのいい数字が気持ちいいです。
150色セットの木函ケースは3階建てでスゴイんです!
一番下はパステルトーンのみのカテゴリーに分類されいて、
「さすが日本一画材を知りつくしているメーカーの色鉛筆は違う!」って感じました。


【三菱鉛筆 色鉛筆 ユニウォーターカラー】
こちらはユニカラーの水彩色鉛筆バージョン。
特殊なワックスを使っていて滑らかな描きごこちが体感できて、
水で溶かすと水彩画としても使うことができる。
「色鉛筆として使っても色がはっきり出て塗りやすい」というレビューがたくさん見られた人気の画材です。

【トンボ鉛筆 色鉛筆 色辞典】
1ケースに10本入っていて、1集に3冊ずつ。30色セット収録されている
ちょっとお洒落な色鉛筆。
シリーズは全3種類で合計90本。
塗り絵ブックと一緒に本棚にも納められる、本のような可愛いケースも魅力で
若い女性のあいだで人気を呼んでいます。
<第二集>
というのも、この色鉛筆の特徴はナチュラルな色がたくさんあって個性的。
『ひみつの花園』のような葉っぱの多い塗り絵にピッタリなんです!
一見パッとしない色なんだけど、塗ってみるとしっくりくる色味が
表現できるのが特徴。
<第三集>
色鉛筆には蛍光色が入ってないという欠点があるけど、この色辞典には
なんと収録されてるんです。
「蛍光色は蛍光ペンで仕方なく…」という妥協も、この色鉛筆で
解決される頼りになるアイテムです。
(蛍光色は”第三集”に収められています)
◎一本当たり100円でリーズナブル
◎油性色鉛筆なのに発色や塗りごこちが最高
◎初めて使う人でも扱いやすい
◎本棚にお洒落に収納できる
◎ばら売り(単品)している
遊びゴコロいっぱいで、既存の色鉛筆と色がかぶらない
変わり種の油性色鉛筆。
初めての購入なら、ビビットトーンが収められてる”第二集”がおすすめです。
第一集>>、第二集>>
第三集>>
「最初は何色セットがいいかな?」って迷う方が多いと思いますが私のおすすめはまず36色。
36色あると同系色も複数あって、グラデーションにも挑戦できるし抹茶色みたいな”くすんだ色”もちゃんと入っていて、欲しい色がなくて困るというストレスがないからです。
そして36色の色使いに慣れたら、60色セットや100色セットに挑戦するとパステルカラーのような淡い色鉛筆に出会えてすごく感動するんです!
私はこんな感じで色鉛筆の本数や品質をバージョンアップしました。
でもいきなり60色とか100色・120色でもいいと思います。
どうしてかというと、たくさん色がある方がそのぶん色彩との出会いも多いし、色とりどりの色鉛筆を選ぶ工程がちょっとだけ非日常でワクワクする。
それに一度気に入ってしまうと、「やっぱりMAXの120色セットにしとけば良かった…」という後悔にもなる。(私がそうです)
新たに買った色鉛筆と、すでに持ってる色鉛筆で色がダブることもないから無駄にならなくて済む。
ということで、私の色鉛筆に対する思いや考え方を書いてみました。
「買ってよかった♪」っていうお気に入りの色鉛筆で癒しの塗り絵タイムを過ごしてくださいね。