和テイストって素敵ですよね♪
ヨーロピアンな細密画、ファンタジーな動物のモチーフやお店屋さんのような夢があってワクワクする可愛いイラスト。
そんな和とかけ離れたおとなの塗り絵を和風テイストで仕上げたらもっと塗り絵タイムが面白くなると思いませんか?
でも・・
モダンカラーの色鉛筆を選ぶのって難しいんですよね。
そこで今日は実際に京都で和柄デザイナーをされている図案家・成願義夫さんの著書を中心に、【和の素材集】をいくつか集めてみました。
『THE WAGARA 日本の伝統美 素材集』(DVD-ROM付)
「素材集を見て感動する」「クオリティーがとにかく高い」という声がたくさんレビューに挙げられている、高品質の和柄デザイン集。
現役で和柄図案家をされている成願義夫さんの著書です。
鳥、人物、小物、魚のパターン模様が充実していてシックなものや繊細で鮮やかな配色がたくさん。
生き物がたくさん出てくる『ねむれる森』や『海の楽園』を塗るときに
この画集を参考に色を決めるとすごく綺麗で個性的に仕上がるかも!って感じて
一番に欲しくなった画材集。
着物はもちろん、「伝統素材」「歌舞伎と能」「琳派」「浮世絵」「伊万里」など6種類のカテゴリーに分けられています。
付属のDVDデータは個人法人に関わらず使用可能。
英語表記もされていて海外の方にもぜひ見てほしい一冊です。
『和柄の花 素材集』(DVD-ROM付)
こちらも京都で現役きもの図案化をされている成願義夫さんの著書。
花びらや葉っぱが四季折々で幻想的に描かれて、そこに丁寧で美しい和の配色で色がのせられている写真集のような本。
使用許諾範囲という制限があるので仕事用として配色を使うことはできないけど個人や趣味でやる塗り絵ではマネしても大丈夫かな?
付属のDVDはパターン、モチーフ、パーツ、ライン、フレーム、ブラシなどを素材にしてEPS、JPEG、PNGの形式で収録。グラフィックソフトや年賀状作成ソフトなどで使用可能です。
『バックグラウンド素材集 和モダン』
【雅・艶・和・涼・凛】の5つのカテゴリーで分かれている
現在的な和の地紋集。
とにかく表紙がすごくキレイ♡
「こんな感じで和モダンに塗りあげてみたいな」って爽やかだけど華やかな表紙に魅かれて選んでみた一冊です。
こちらは中身も紹介されているのでご紹介。
和の素材がこんなふうに約500点収録されています。
”和に可愛さ”を求めてる私にはピッタリの素材集かも。
絵柄が大きいから『憧れのお店屋さん』のような細密画じゃない簡単な塗り絵に向いてると感じました。
和モダンなお店屋さん。イメージするだけで面白そう♡
『和柄パーツ&パターン素材』(DVD-ROM付)
派手さ、美しさ、綺麗さ、それぞれのバリエーションのどれをとっても満足の一冊。
こちらも成願義夫さんの著書になります。
著書の中でいちばん低価格なのに本物の和柄が格調高いクオリティーで収録されていてとにかく使い勝手が良いというレビューがたくさん見られました。
付属のDVDは、しゃれ紋、大和絵、王朝継紙、フレームなどのすぐに使える素材が約780点も収録。
上品だけど大胆な「和柄パターン、モチーフ、飾り掛け」の構成でAmazonでベストセラー1位に輝いている『世界一周 ぬり絵の旅』のようなファンタジー系の絵柄の塗り絵にもぜひ参考にしてもらえたらいいなって感じた素材集です。
ファンタジーだけど着物のような和風テイスト。そんな塗り方も個性的で絶対楽しいはず♪
『~季節の情景を彩る~ 和の風物詩 素材集 (京のたくみ) 』
かわいくて現在風にアレンジされた創作和柄集。
昭和レトロなもの、モダンでかっこいいもの、テディベアなどの可愛い雑貨、花系や動物のキャラクターのものがたくさん詰まっていて”大人かわいい”が好きな方はきっとお気に入りになると感じて選んだ一冊です。
(私がそうです♡)
こんな感じで、ひな祭りやクリスマスの行事を和風テイストに♡
ちょっと個性的に塗りたいときにも参考になる素材集。
おすすめは布川愛子さんの塗り絵『かわいいものいっぱいの塗り絵ブック』。
クリスマスはもちろん、手書きのイラストにあたたかみがあって春夏秋冬のイメージが可愛らしく表現されてる。そしてネズミや猫のキャラクターも登場しています。
可愛いイラストを一風変わったアレンジにしてみるのも気分が変わってワクワクしますよ♪
『懐かしくて新しい レトロモダン素材集 (京のたくみ)』
こちらの素材集はシリーズ編になっていて、こちらの素材集が第一弾目。
レビューを見てると人気が伺えたのでご紹介しますね。
タイトルの通り、レトロモダンを求めてる方にはこちらの素材ブックもおすすめで器物柄や果物柄という「ハイカラ」な作品が収められています。
(中身が見れないのが残念・・)
レトロモダンやポップな柄、内容に幅があって楽しめる、これこそ欲しい」という方がいる!というレビューも見られました。
どうして和の素材集を今回取り上げたかというと・・
私は茶色とか抹茶色・黄土色みたいな”くすんだ色”をほとんど使わなくてせっかく買った60色や100色の色鉛筆がまんべんなく使いこなせなくてもったいないなーと思ってたんです。
ビビットカラーは元気をくれるけど、暗めな色って気分も暗くなる気がしてあまり好きじゃなくて。
それで私はふだん着ている服もモダンカラーはほとんど持っていません。
だけどそういう暗めなくすんだ色って実は「和風テイスト」ってことに気がついたんです!
くすんだ色は抹茶、黄土色はほうじ茶という感じで、和スイーツのサイトを見ていたらその色彩がすごく重要な仕事をしていていて。
配色の具合でどの色鉛筆もすごく美しく表現することが可能なんですね。
それから、アメリカやヨーロッパの方は日本と違ってビビットな色が多い気がする。
もし海外の方がこのサイトを見てくれていて、”Japan Style Color”を気に入ってくれたらもっと嬉しいなっていう思いも込めて書いてみました。