もうすぐバレンタインですね♡
今日は、私がいますごく気になってる「ルワンジュ東京」の『オランジェット・キャトル』っていうスイーツを色鉛筆だけで描いてみました!
http://patisserie-lt.co.jp/fs/louange/chocolat/orangette_quaitre
↑参考にした公式HPです。
ほろにがのオレンジピールとクーベルチュールの組み合わせがすっごく好きで、ずっと描いてみたかったスイーツ♡
美味しそうに見えますか?
♪こちらの塗り絵ブックの詳細です♪
塗り絵ブームの火付け役になった、世界的大人気の塗り絵ブック『ひみつの花園』の続編です☆
ギザギザの葉っぱのラインがびっしりな細密画の森、色付けられるのを待ってるミステリアスな動物。
ハロウィンやクリスマスの雰囲気が漂うお城や木、どのページを開いても目を見張るような独特のタッチが魅力で「どこから塗ろう?」ってワクワクさせられるんです。
イングランド出身の作家さんで、ヨーロピアンなイラストの塗り絵が今までなかったのも爆発的人気を呼んでる理由の一つ。
こちらは海外版(原本)。
イラストの内容は同じだけど、中身がぜんぶ英語で書かれてるという違いがあります。
「どっちがおすすめ?」というと、私はやっぱりこの海外版が好き。
タイトルも英語で、日本語がどこにも書かれてないからオシャレに感じるんです。
例えば、日本の新聞は漢字とかひらがながダサく見えるけど、英字新聞は様になるからラッピングにも使えますよね♡
そんな感じで、インテリアとしてお部屋に飾れたり。
ゴールドだけで塗られたシンプルな表紙がかっこいいし、
”コロリアージュ”という呼び方がよく似合う塗り絵ブックです。
『Enchanted Forest: An Inky Quest & Coloring Book』Johanna Basford>>
◇
さて塗る前のイラストですが、
こんな感じで余白がすごく多いページでした↓
今回『オランジェット・キャトル』を【余白の下部分】に描きたかったから塗り絵ブックを180度回転してみたんです。
本を逆さまにすると、イラストの配置が変わるから新たなページを開いた感覚に。
おとなの塗り絵は上とか下、左右とか無視してもっと自由な発想で塗っていいんじゃないかな?って思うんですね。
本の向きに従わないでもいい。
どうしてそう思ったかというと、よりオリジナル感が出るし、自分が塗りやすい向きだとラクもできて仕上がりも早いから。
◇
配置&塗りかたについて。
まず余白部分に、なにをどう描くかを決めます。
ページ下にメインのオランジェット4つ、単体で3つくらいバランスよく散りばめて
真ん中にシャンパングラス、その下を流れるように”Happy Valentine’s Day 2016″の文字、グレーのリボンを枠のように配置しようってイメージしました。
続いて塗りかたです。
まずオランジェットの輪郭だけを鉛筆で描きます。
私は自分で輪郭を描くと、何回も書き直しをしてすごく時間がかかるからパソコンの上に直接下書きの紙を当ててなぞる→ハサミで切り抜きというやり方をしています。
うっすら描いた鉛筆のラインを頼りにHPの写真を見ながら色鉛筆でオレンジ&チョコレート部分を描いていく。
【オレンジ部分の描きかた&色鉛筆】
輪郭(Art.Nr.125-4)
↓
果肉部分(Art.Nr.125-42、Art.Nr.125-11、Art.Nr.10)
↓
輪郭と果肉の間(Art.Nr.125-110)
【チョコレート部分の色鉛筆】
ビターチョコ(Art.Nr.125-76)
ミルクチョコ(Art.Nr.125-73)
ホワイトチョコ(Art.Nr.125-800、Art.Nr.125-0)
アーモンド(Art.Nr.125-16)
木の実(Art.Nr.125-29、Art.Nr.125-57)
金色については使ってる水彩色鉛筆に入ってないから
トンボ色鉛筆の金色を使いました。
(写真に撮ってコントラストを暗めにするとなんか雰囲気でる☆)
あんまり深く考えないで見たまんまの感覚だけで描いてみたんですが、水彩色鉛筆のおかげでデッサンが得意じゃない私でも忠実に表現することができて☆
油性色鉛筆ではここまで立体的な雰囲気には絶対にできないし、そもそも重ね塗りができないという欠点がある。
改めて水彩色鉛筆の発色のスゴさを感じました!
(使ってる色鉛筆については最後にご紹介しますね)
つぎにポスターカラーを使って背景の色づけです!
どうして上半分を朱色にしたかというと、オランジェットの箱がブラウン×朱色なんですね。
最初は赤にしようか、ブラウンにしようか全体を黒にしようかすごく迷ったんです。
色彩によってはせっかく描いたスイーツが引き立たなくて台無しになってしまうから背景カラーはすごく重要。
だからパレットに実際絵の具を出して他の用紙に試し塗りしました。
イラスト下半分は黒。
黒にするとシャンパングラスがぐっと映えて引き締まって見える。
塗るときに苦労したというか、いちばん時間がかかかったのが葉っぱとの境目部分。ラインからはみ出さないように慎重に塗りました。
黒く塗る下半分はポスターカラーで葉っぱの輪郭をあらかじめ描いておいて、塗りやすく工夫。
ポスターカラーはこんなふうにも使えるから、あるとすごく便利なアイテムです。
最後に赤いポスターカラーで”Happy Valentine’s Day 2016″の文字、ユニボールシグノという金色の水性ペンでシャンパングラスの周りをキラキラにしました☆
シャンパンの炭酸が、グラスの外でもはじけてるみたいでしょ?
いちばん最後にページの味を整えるように金色の色鉛筆で葉っぱを塗りました。
ぜんぶ塗るとごちゃごちゃするから、塗らない部分を作って”白”とみなす見せ方です。
黒とオレンジ色のバランス、散りばめられた葉っぱのイラストがより華やかさを演出してくれました。
イメージしてた以上に豪華なページに仕上がって大満足♡
ルワンジュ東京のスイーツ(マカロンとかいいかも♪)をいろいろ描いてみたくなった!
☆今回の感想☆
ふだん茶色を使うことがほとんどなくて、ちょっと困ってたんだけど「ブラウンはチョコレートの色」という大事な役割を今回してくれて。
茶色の色鉛筆はもう”チョコレート色”にしか見えなくなりました♡
実際オランジェットを食べたような満たされた気分にもなって、おとなの塗り絵はダイエット効果も期待できるかも?
こちらの塗り絵ブックの詳細です♡
♪ ♪ ♪今回使った画材のご紹介♪ ♪ ♪
【ステッドラー 水彩色鉛筆 カラトアクェレル 125 M60 60色】
発色が良くて重ね塗りが得意。今回のデッサンに大活躍してくれた水彩色鉛筆です。
MAXの本数が60色。
60色あれば、塗りたい色合いが忠実に表現できるし、同系色も豊富だからグラデーションにもおすすめ。
【ターナー ポスターカラー クリエイトセット 12色13本入】
ポスターカラーはムラにならないし、発色も抜群にキレイ!
色鉛筆だけでは表現できない鮮やかな色彩を演出してくれるから、私にとって必需品アイテムとなりました。
「絵の具を使うのはちょっと敷居が高いかな?」って最初思ったんだけど、使ってみると広い面積を一度に塗れる気持ちよさにすっかりハマってしまいました。
【三菱鉛筆 水性サインペン ユニ ポスカ 細字丸芯 15色 PC-3M15C 】
ムラなく綺麗に塗れるから、輪郭部分やアクセントカラーに重宝してるアイテム。
【ユニボール シグノ スタンダード 0.8mm【金】 UM100.25 】
イラストの上でもちゃんと発色する、ポスターカラーみたいな水性ペン。
ちょっと装飾したいときとかにすごく便利。
【トンボ鉛筆 色鉛筆 NQ 36色 CB-NQ36C 】
おとなの塗り絵を始めたとき初めて購入した色鉛筆。
金色・銀色の発色、塗り心地がすごく好き。
原色や淡色とも相性が良いから、何にでも合わせやすいのも魅力です。
♪ ♪ ♪ テレビや雑誌で紹介されたスイーツのお店♪ ♪ ♪
「マツコの知らない世界」や「ZIP!」でエクレアが紹介されて
人気を呼んでるスイーツ専門店。
テレビや雑誌で紹介されたエクレアショートプレミアムは、赤とか青とか
とにかく色とりどりで色彩がすっごくキレイ!
まるで高級ジュエリーみたいなスイーツばかりで
HPを見てるだけでもうっとりさせられます♪
バレンタインやホワイトデー、
自分へのご褒美にもぴったり!
塗り絵の参考にもなるし、ぜひ見てみてくださいね♡