こんばんは。
コロリアーティストの菅原志希です。
今日は塗り絵じゃないんです。
先日、新宿紀伊国屋書店に行ったらちょっと変わった本を発見して中身を見たらすごーく面白そうだったので思わず買ってみました。
それがこれ↓
著者:ケリ・スミス (翻訳・和田侑子)
単行本(ソフトカバー): 224ページ
出版社: グラフィック社
発売日: 2016/7/7
『レック・ディス・ジャーナル (WRECK THIS JOURNAL)』>>
実はこの本、
なんと『破壊する本』なんです!!!
『レック・ディス・ジャーナル』の「レック」は「破壊する」という意味。
この本のテーマは
残酷に扱う、傷つける、切り刻む、水につける、汚す、ぐちゃぐちゃにする、引きずる・・・etc
「本は丁寧に扱わないといけない」
という当たりまえの習慣や固定概念をぜんぶ捨てること!
支離滅裂さを目標に、自分色に染めまくる。
↑日本語がおかしいけどなんとなく違和感ない(笑)
自分の好きなようにクラフトしたりコラージュしたり。
モノを貼ったり何かを塗りたくったり、穴をあけたり破ったりして最終的には原形がどんな本だったか分からなくなるまで残酷に扱って斬新に完成させるのが趣旨なんです。
中身はこんな感じ。
この本の使いかた
※まず帯をゴミ箱にすてること
1.どこへ行くにもこの本を持ち歩くこと
2.ページごとの指示にしたがうこと
3.遊ぶのはページ順じゃなくてもOK
4.指示のとらえかたはキミの自由!
5.実験すること
6.なにをやってもよし。考えるな、感じろ!
このページをちぎろう!!
それをポケットに入れ、そのまま洗濯機で洗い貼りあわせて復元しよう
何かをこの的にぶち当てろ!
えんぴつとか、インクをつけたボールとかね
次の場所にラクガキせよ
表紙最初のとびらページ
「この本の使いかた」ページ
最後の奥付けページ
好きなページのはじを折っておこう
このページを破壊するよう、友だちに頼もう
頼んだあとは、見ない!!
左ページはだいたい真っ白。右ページには余白部分をどんなふうに扱うか命令が書かれてる。
(もちろん命令に従わなくてもOK)
まとめサイトを見てみるとなんと世界30ヶ国以上で話題沸騰みたいで、さすが海外の方は日本と文化が違うからその発想にビックリ。
もうなんでもアリなんです。
これは材料のページ↓
私が考えてる案は・・(笑)
タマゴの殻を貼りつけて
↓
絵の具で鮮やかに色付け
↓
手の平でバリバリに破壊する!
もうありえないでしょ?
それが良いんです☆
ヨーグルトとかカップ麺のフタ。そこの写真部分を切り取ってペタペタ貼ったり。
いま材料というゴミを収集中(笑)
本の裏側。ガムとか瓶のフタを貼りつけた写真の帯。
スマホと並べるとこんな大きさ。持ち歩くのにそんなに邪魔にならないかな?
(7階の画集コーナーで発見!)
今までありそうでなかった書籍が登場したから、ぜひこちらで紹介したくなりました☆
この本は世界的大人気の『ひみつの花園』を出版されているグラフィック社さんの新刊。
「どんな塗り絵だと面白いか、人気がでるか」
大人が夢中になることを知りつくしている出版社が出してる本なので信頼できるなって思いました。
材料はアイデアとゴミだけ!
こちらで私の『破壊日記』というアートを今後載せますね。
楽しくてドキドキ・ワクワクする破壊という制作、すごーーく楽しみです♡
『破壊日記』の詳細はこちら☆
『レック・ディス・ジャーナル (WRECK THIS JOURNAL)』>>