こんばんは。
コロリアーティストの菅原志希です。
なんと今回はビートルズのアニメ映画『イエローサブマリン』とコラボして、帆船を「イエロー帆船」にアレンジしてみました☆
(ちょっと大胆すぎたかな!?)
☆塗り絵ブックのご紹介です☆
幻想的な世界がどこまでも広がってる♡
海のなかに建つソフトクリームみたいなお城の図案は、世界的に人気。
くらげやサメのページは大きな図柄だったり、
迷路のように細かい曲線で描かれた魚や海藻のページがあったり。
ページをめくるたびに景色がどんどん変わるのがほんとにスゴイ・・見物です。
まるで海を冒険してるみたいにドキドキさせられるんです☆
こちらは原本(海外版)
日本版と表紙の絵柄は同じだけど、彩色がまったく違うから別物に見える。
こちらのシンプルな色付けも雰囲気があってオシャレ。
Amazonで洋書paintingのランキング1位に輝くベストセラーです☆
著者:ジョハンナ・バスフォード (Johanna Basford)
大型本: 80ページ
出版社: グラフィック社
発売日: 2015/10/23
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塗る前はこんな感じで、余白が多めの見開きページでした。
この『海の楽園』にはあいにく潜水艦の図案がなくて・・
でも帆船はよく出てくる。
(↑参考にしたBeatlesの『Yellow Submarine』DVDジャケット写真)
帆船を潜水艦っぽくyellowで塗って、余白部分もちゃんと活用する。
「DVDの図柄と瓜二つになるように描いたらきっと面白い!」って感じて実践してみました☆
まず、「Beatles Yellow Hansen」の文字をDVDのロゴを見ながら鉛筆で下書き。
その部分を黄色の色鉛筆でぬりぬり☆
空と海面の境目はこんなふうにイラストの外側(背景部分)を塗っています。
私はイラストの内側より外側を塗るやり方が好き。
背景を塗ることでイラスト部分が浮き上がって見えるし、塗る面積が多いと色合いがハッキリするから。
それから、メンバー4人を鉛筆で下書き。
左から順に
ポール・マッカートニー
リンゴ・スター
ジョージ・ハリスン
ジョン・レノン
・・のつもり(笑)
こんなふうにBeatlesのメンバーを自ら描いて塗り絵にする日がくるなんて思いもしなかった(爆)
ちなみにこのアニメ映画でリンゴ・スターの顔が特徴をとらえ過ぎてるのがツボです♡
背景の海面部分はブルーのポスターカラーで一気塗り♪
文字のところが細かくて塗りづらかったけど・・コツコツ完成させました。
さすがに細密画のところは細かすぎて筆で塗るわけにもいかなくて・・色鉛筆で着色。
ここもイラストの外側を塗っています。
完成♡
今回どうして”Beatles”とコラボしたかというと、ビートルズは世界中の人が知ってるから。
今年で来日50周年だし記念にもなりますよね。
それに私はビートルズのファンで(去年から聴き始めたばかりだけど)このアニメ映画のアートすぎる世界観が好きで何度も繰り返し観ていて☆
「世界的に大人気の塗り絵にビートルズを描いたらダブルで面白そう!」って思ったのがキッカケです。
~反省~
1ページの中に、メンバーの絵もロゴ文字も全部収めたせいですごーくごちゃごちゃしてしまって・・
せっかくの見開きページなんだから、2ページに渡ってのびのび描けばよかったなって完成したあと後悔。
見開きページをほとんど塗ったことがない、慣れていないというのもあったからかな?
でもこうやって失敗を感じて成長すると思うから、次回にこの経験を活かせればと思いました。
海を海らしく塗ったのは今回が初めてかも!?
余白が多いページもこんなに鮮やかに仕上がって大満足♡
好きなもの同士のコラボがなにより面白かった。
ちょっと面倒に感じるところもあったけど、仕上がっときの満たされた感はやっぱり嬉しかった。やってみてよかったです♪
次回は「ザ・夏!」がテーマ。
暑い夏をぬりえで乗り切る、ちょっとでも涼しさを感じられる塗り方をご紹介したいなって思っています♪
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大人気『ひみつの花園』のシリーズ第3弾。
かわいくてミステリアスな雰囲気に夢中です♪
オシャレな海外版はこちら☆
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♪使ってる画材のご紹介です♪
【ステッドラー 水彩色鉛筆 カラトアクェレル】
色のりと発色がすごく良いです。
水に溶けて水彩ペンでぼかしができる水彩色鉛筆で、私は60色セットを使っています。
芯が柔らかいからグラデーションも簡単できたり、手も疲れにくくて一度使うと手放せなくなった色鉛筆☆
アーティステックでお洒落な見た目も好き♡
【ターナー色彩 ポスターカラーセット 】
背景を塗るのに重宝してます。
大人の塗り絵って大型本だから余白が多いページはどうしても寂しくなる。
そんなときは広範囲をサッと塗れるポスターカラーがおすすめ。
絵の具って敷居が高いかな?って思ってたけど違った。
一度使うと絵の具の鮮やかな色彩にもう病みつきになりました。