2016.6
(代官山へお買い物に行ったとき見つけたお洒落なショップで撮影☆)
小学生のころ図工の時間が大好きでした。
「自分の好きな絵を描いていい」って言われた日は
画用紙いっぱいに幻想的な絵を思いっきり描いた、なつかしい思い出。
背景はマーブルの紫。
かわいらしい子供の魔女が楽しそうに夜空を飛んでる。
濡らしたティッシュに絵の具を染みこませてボカシ効果を使う
子供ながらに自由なアレンジを大胆にしました。
先生に、「絵の道に進んだら?」って
言ってもらえたことがあったけど
当時はいまいちピンとこなかったし、先生の言葉があまり理解できなかった。
’92年に小学校を卒業。
(一人暮らしの部屋。いつもこのテーブルで塗ってます♪)
中学~短大時代を過ごした90年代はJ-POP全盛期。
りぼん、なかよし、ジャンプなどの漫画も黄金期でした。
いちばん好きな漫画家は
岡田あーみん
水沢めぐみ
吉住渉
矢沢あい
『こいつら100%伝説』とか、『ママレードボーイ』、『姫ちゃんのリボン』『ご近所物語』は連載から20年以上たった今も色褪せることなく愛読中です♡
それから
大好きな神アーティスト(イエローモンキーやJUDY AND MARYなどなど)ができて、
その存在にどっぷりはまるようになると、大好きだった
絵の具や色鉛筆の存在すら忘れてしまいました。
’00年から会社員。
特別やりたい仕事がなくて(分からなくて)事務職の派遣OLをしながら
ジムに通ったり、没頭できることをずっと探してました。
好きなアーティスト以外、とくに趣味がないなぁってちょっと
物足りなさを感じていた7年間。
◇
27歳からは地元の大阪を離れて、東京で初めての一人暮らし。
初めてナマの標準語を聞いたときは、「ほんまにドラマと同じ話し方してるやん!」
ってきれいな言葉に感動しました。
30歳から2年間、秋葉原のメイド喫茶で週1で勤務。
(かなりデビューが遅いです)
OLとの兼業はちょっとキツかったけど、個性的で自分をすごく
持ってるかわいい女の子と出会えるメイド喫茶は私の世界を変えてくれました。
まず変わったのが服装。
それまでは”エビちゃんファッション”とか、わりと流行りめな洋服を
着てたんだけど、メイドを始めてから自分がほんとに着たい服が着れるように
なりました。
「この服が好き!」って心から思うファッション。
周りの目を気にしないでどうどうと着れるようになって、考え方が
変わったおかげで着こなせるようにもなりました。
お気に入りの洋服は
シャーリーテンプル
エミリーテンプルキュート
Fi.n.t
MILK
ちょっとだけ公開♡
色彩やデザイン、イラストの世界観が
もうたまらなく好き。きゅんきゅんするんです。
この洋服のおかげで色彩感覚やデザインに対してもっと敏感になって、
塗り絵にもそれが反映されてると感じます。
◇
35歳のとき、仕事帰りにふらっと寄った本屋さんで運命の出会いをしました。
今からちょうど11ヶ月前のことです。
乙女チックでメルヘン。
だけどちょっと複雑なラインが効いてるオトナかわいい塗り絵。
ずっと会いたかった人に会えたような
きゅんと切なくなるようなノスタルジックな
「嬉しい懐かしいどうしよう!!」が混在した気持ち。
これから一生楽しめる趣味にやっと出会えたんです!
ずっと飽きることないって強い確信がある。
そして、ブログでこうやって世界中に発信できる喜び。
先生が言ってくれた「絵の道にすすむ」という言葉の進路に
ちゃんと導かれた感覚でずっとずっと大事にしたい。
今の職場は、カワイイとかワクワクするとかそんな
華やかな世界とは全くかけ離れたところでワケあって在籍しています。
服装も、作業ズボンに汚れても大丈夫な格好で
オシャレや流行りものとは悲しくなるほど無縁な場所。
だから一人暮らしの部屋はお気に入りで大好きな家具や雑貨たちに
囲まれて暮らしています。
Francfrancの白い家具
雑貨めぐりで出会った厳選されたものたち
冷蔵庫や電子レンジはパステルピンク
私の部屋はカワイイがいっぱい溢れてるお姫様ルームな空間。
このブログも私の大好きが溢れる場所にしたい。
大人かわいいくて、ワクワクしてお洒落。
色彩がきれいで見ると鼓動が高まるそんな作品がいっぱいのキラキラした
おもちゃ箱みたいな楽しいサイトにするのが夢♡
悲しいことや辛いことがあっても塗り絵を見ると
気持ちがちょっとでもやわらぐような、癒しの存在にもなれたら
もっと嬉しいなって思いながら塗り進めている毎日です。
2016.1.16 shiki